藍染の講習会を受けたのがきっかけで習い始めた草木染も、気がつけば3回目になりました。
今回はタンガラ染め、茶色に染まるそうです。
調べてみるとタンガラは南の植物であることが解りました。
大島紬の泥染めをしていた祖父も知っていたかしら、とふと祖父の顔が浮かびました。
少しずつ手順がわかってきていたので、講習会前日に自宅で下準備をすることにしました。
綿や麻は染まりやすくするために「濃染処理」をします。
その前に、まずは石鹸を溶かした湯で生地を煮て、のりや汚れを落とす「精錬」
粉石鹸を溶かした鍋に生地を入れ、弱火で1時間ほどコトコト。
焦っていたのでしょうか。
シンクで水を流しながら鍋から生地を取り出すとき、うっかり生地の内側に手を入れてしまいました。
瞬間、「しまった」
外側は水で冷えていても、中はとても熱かったのです。
どうしようかと考えながら、氷水をつくり手を入れて冷やしました。
ちょうどラベンダーオイルがそばにあったので、ハーブの授業で習った事を思い出し、キッチンのオリーブ油にラベンダーオイルをを20滴ほど入れて混ぜ合わせ赤くなった皮膚に塗りました。
じんわりとまだ熱さが残っています。
そのままゴム手袋をはめました。
そして、また氷水にゴム手袋をしたまましばらく冷やしました。
数分経ち手の熱さがひいたので氷水から手を出しました。
少しヒリヒリ感がありますが、次の作業をしなければなりません。
ゴム手袋の口を輪ゴムで止め、草木染の下処理を再開しました。
濃染用の溶液に生地を20分程浸け、乾かして生地の下準備は終了です。
次は模様付け。
生地を眺めながら模様のシュミレーションし、おはじきと輪ゴム、わりばしと輪ゴムで染めない箇所を作っていきます。
講習会当日。
昨日のやけどはヒリヒリしなくなり、赤みはあるものの腫れもありません。
日頃から自分にあった応急処置を覚えていたおかげで、
すぐに手当て出来て軽くすんだことを改めて実感しました。
※ラベンダーオイルは以前からパッチテスト済みでした。オイルを使う前のパッチテストは必須です。
タンガラ染めは前もっての準備で思いのほか順調に進みました。
染液から取り出すときれいな茶色が出て、鉄媒染の部分もしぶくなりよい色合いに。
ただ、おはじきを入れて絞った部分の輪ゴムを外すのにかなり時間が掛かりました。
次はリッパーも持参しないとね、このようにして慣れて行くのだと思いました。
ゴムで巻いたところはしろのままです。
他のメンバーの作品ははさすが手慣れていて、柄も染め具合いも素敵なものばかり。
先輩方を見てますます楽しみが湧きました。

茶色の予定でしたが、乾いた柄を見るとピンクがかっての染め上がりに。媒染液に浸し濃いめに仕上あげた部分は、深みのある色になりました。
翌日の午後
ママレード作りを始めたところで甘夏の皮をさらしていた水を見て「もしかしたら使えますか」とつぶやき、つい草木染への利用を考えてしまいました。
試しに布を染めてみましたが、甘夏の皮を一晩浸す前に湯でこぼしをしていたので、色素が足りなかったのか染まりません。
そこで掃除用に干してあった甘夏の皮を使って染めてみようと思いました。
どんな色になるでしょうか。
次回はその染めかたと染め上がりのお話しします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。