今年のクリスマスは何を食べましょうか。 実は、年々「特別なお食事」が少なくなってきています。
固い食べ物はちょっと苦手。甘いものは控えめに。塩気はほんの少し、脂っこいものは胃が受け付けない……。 そんな理由もあって、以前のような豪華なメニューはなかなか作らなくなりました。
子どもたちが独立し、夫とふたりになってからのクリスマス。 在職中と定年後1年目は、ケンタッキーやスーパーのクリスマスセットを予約して簡単に済ませていました。 その後、時間にゆとりが出てからはピザやチキンを手作りしたりもしましたが、今年は「さて何を作ろう?」と考えたとき、特別なメニューが思い浮かばず少し悩んでしまいました。

🎄子どもの頃のクリスマスは、宝箱のようでした
ネコママが子どもの頃、クリスマスは本当に楽しみなイベントでした。
キラキラのクリスマスツリー。 銀色の紙のブーツに入ったお菓子。 プレゼントはノートなどの文具や本。
そして何よりワクワクしたのは、あのバタークリームのケーキ。 白とピンクの花、苺、サクランボの形をしたドンチェリー、銀のアラザン、赤や緑のアンゼリカ……。 そんな飾りがぎゅっと詰まったケーキに心が躍りました。 シャンメリーのシュワシュワ、唐揚げ、ポテトサラダ。 昭和のクリスマスは決して豪華ではないのに、思い出すだけでワクワクします。
植木等さんがスーダラ節をおどけて歌っていた時代。 父親たちはケーキを買って帰り、家族でささやかな時間を楽しんでいました。
🍚地味な日常が、特別な日の輝きをつくっていた
よく考えてみると、あの頃の日常の食事はとても質素でした。
ご飯にお味噌汁。 みんなでつつく野菜や魚の煮物。 あじやいわしの干物を焼いたもの。 漬け物に納豆。 カレーやシチューのお肉は薄切りが少しだけ。 おやつも控えめ。
そんな“地味な日常”があったからこそ、特別な日はより輝いて見えたのかもしれません。
今は好きなものをいつでも食べられる時代。 お寿司だって毎日でも食べられます。 もしかしたらいつか「特別な日のお寿司」は最高級のお店でないと特別に感じられなくなってしまうかも
ありすぎるのも善し悪しで、ワクワクがぼやけてしまうものです。


🍤今年のわが家のクリスマス
今年は、時々作っているエビフライを一回り大きなエビで作り、ちょっとした“特別感”を。 昨年のコージーコーナーのケーキが甘すぎて残してしまったので、今年は果物にしました。
苺と梨、初めての手作りチーズクリーム。 妹からのチョコレートとワッフルも添えて、食卓が少し華やかに。 夫は久しぶりのビール、私はサンガリアの炭酸水に甘夏シロップを入れて。
……ところが夫が「美味しいね」と言って一番喜んだのは、後から焼いたサンマと柚子塩のお吸い物、そして大豆とイカの煮物という常備菜でした。
はてさて、これはいったいどんなクリスマスのお食事だったのでしょう。
🎁ハレの日を楽しむために
ハレの日にワクワクできるよう、 普段は“ほどほど”のメニューを心がけるのも大切なのかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました